この記事はティアが2019年5月11日にはてなブログに投稿した記事です。
こんにちは。カンボジアの女子大生ブロガーのティアです。
さて、今回は私の悩んでいること、ずっと格闘していることについて。
「英語も日本語もうまく話せない」
困ったものです。どちらかがずば抜けて話せるのならいいのですがどちらも中途半端なんですね。

ずっと悩みの種になってるなあ・・・
では、日本語と英語、また解決策について、それぞれ書きたいと思います。
日本語
私は小学生の三年間をアメリカで過ごし、日本人がほぼいない現地校に通っていたので、毎日英語づけの日々を送っていました。
親にも家で可能な限り英語を話すよう言われていたので、日本語話す機会は、土曜日にある日本語補習校(日本人が集まる学校です)と親と会話をするときのみでした。
私には二個下の妹がいるのですが、家族で英語を流暢に話せるのは彼女だけなので、親とは日本語で、妹とは英語で話しました。
小学生という大切な時期に、あまり日本語に触れることができなかったため、語彙力がないまま日本に帰国し、しばらくは周りとの日本語力の差にななか慣れず、苦労しました。
特に漢字の熟語になると、ほんとうに何を言っているのかわからなくなりました。
その上、日本に帰った当時は、日本語があまり好きではなかったため、辞書を引くようなこともせずほったらかし。
友達との会話はそこまで困らなかったものの、やはりたまーに知らない単語とかでてきて、自分だけ理解できてない、、、と悩みました。
一番日本語力が伸びたのは、受験期です。
特に東大の現代文を読んでいるときは、難しい単語もちょくちょく出てくるので、結構調べたりして語彙を増やしました。
浪人時の先生方の雑談などもすごくレベルが高く、その上おもしろいものばかりだったので、それも語彙力を高めるよい機会になったのは間違いないです。
ただ、これは英語に関しても言えるのですが、単語や言い回しを知っていても、使えないと意味がないと思います。
私は文章の内容はは理解できても、それを自分の言葉で説明できませんでした。
記述式となると困るんですね。頭の中でこういうことが書きたい!というのは考えられるのですが、それをいざ言葉にしようと思うと、混乱していい日本語が思いつきませんでした。
書いたことと自分の思考が、乖離していることもしばしば。
自分の考えを忠実に言語化することってなかなか難しいですが、やはり言語化できないとどこかストレスを感じてしまう自分がいました。
よく友達とも議論などをしましたが、言いたいことは頭で思い浮かぶのに言葉にできず、日本語がでてこない!ってよく言ってました。
現役のときより現代文は伸びたものの、本番は国語で過去最低点をたたきだしました笑
自分の中で日本語力が一番伸びた!と感じてはいても、結局日本語できないんだなあと痛感しました。
英語
私は小さい頃から英語教育を受けていました。
母親が英語がまったく喋れず、子供には英語を喋れるようになってほしい!との思いから、赤ちゃんのときから英語の音楽や動画をみたり、英語を話すようなイベントに参加したりしました。
幼稚園入る前くらいには、英語教室に通ったりしました。
そのおかげで渡米したとき苦労はしたものの、すぐに英語漬けの生活にとけこみ、英語力もぐんぐん伸びました。
日本に帰国したのは小6になる前でしたが、公立の小学校には戻らず、数学と理科が英語で行われる私立小学校に通いました。
英語力を維持するために家でも英語を話し、イギリス人が経営している英語教室に通い、実際に現地のイギリス人の学生がが使っている教材を用いて、英語を習っていました。
具体的には、題材として、シェイクスピアのリア王やハムレットを読んだりしました。
当時の私は古典英語の良さがわかっておらず、もっと親しんでおけばよかったなあと、今になって少し後悔しています。
内容自体がおもしろいし、英語のみならず得られるものも多いので、一回は読んでおくことをおすすめします。
人間の有様をよく表現できているなあと私は感じました。
中高は英語ではほとんど苦労することはなかったです。
ただ、英語から日本語に訳すときに、日本語がとても汚かったり、英単語の日本語訳を覚えるときに、日本語の単語の意味がわからなかったり、ここでも日本語で苦労しました。
受験期(特に浪人時代)は、英語以外の科目をしっかいやらないとやばかったので、英語はいろんな大学の問題を解いていました。
英語に関しては本番で過去最高点をとれました。
しかし、実際カンボジアのキリロムにきて、日本語を少ししか話さず、基本英語でなにもかもする環境にはいりこんで、自分の英語力の低さを痛感しました。
日本の教育ではスピーキングは、ほとんど授業で扱わないので、話す機会がほとんどありません。
アメリカに住んではいたものの、6年間以上日本にいたので、英語はほとんど喋りませんでした。
今度は英語で言いたいことがいいように言えない。
単語が出てこなかったり、喋ってる途中に文法が違うから違う言い方しないと、と焦ったりしています。
単語ももちろん日本語と比べたら、知っているものは少ないので話せる内容も限られています。
解決法
日本語に関しては、本を読んだりすると共に、こうやってブログを書いてアウトプットしたり、ツイッターを使って、自分の思考や気持ちを140字に整理したり、日本人とたまに電話したりすることが、今私にできることです。
とりあえず定期的に、日本語に親しむことも大事かなと思います。
英語に関しては、日本語と同じく本を読んだりするとともに、ネットでハーバードなどの大学の講義が無料で受けられるサイトを見つけたので、試してみます。
サイトを見た感じめちゃ面白そうでした。もう今や大学行かなくても、ハイレベルな教育を無料で受けられるので便利ですね。
学校の授業も英語ですし、特にITやホスピタの授業は専門的なので、専門用語がたくさんでてきて面白いのですが、他の分野かじりたいなあとも思っているので、ネットの講義はKITでは学べない分野もあって、ちょいちょい受けるのにはいいかなあと思ってます。
ただKITの授業が結構ハードなので、その時間が確保できるかどうかが問題ですが、そこは自分との戦いなのでなんとかがんばります。
生活面では英語で話すことはもちろんですが、英語で思考するのもいいかなあと思ってやってみようと思います。
また、最近は自分の学年だけでなく、他の学年のカンボジア人との交流が増えたので、今までよりたくさん英語を話しているという実感があり、楽しいと共に英語力も確実に向上しています。
これだけで悩みが解消されるとは思いませんが、最低限のことはやります。
これからも私の格闘は続きそうです、、、
また更新します!
それでは!
コメント