【経験者が語る】日本とアメリカの小学校の違い

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私は数年前にはなりますが小学生の時にアメリカに三年間住んでいました。平日は現地の公立学校へ行き、土曜日に補習校に通っていました。

この記事では私の実際の経験を踏まえて「アメリカと日本の小学校の違い」についてご紹介します!

スクールバスがあることなどは結構知られているので、「え?知らなかった!」と思えるようなものをピックアップしています!

この記事を読むべき人
  • これからアメリカの小学校に子供を通わせる予定の親御さん
  • アメリカと日本の教育の違いについて知りたい人
  • アメリカの小学校の様子が気になる人
  • 海外生活について知りたい人

※筆者がアメリカに住んでいたのは数年前であり、かつ地域や学校単位で教育も異なるため、あくまで一人の経験談としてお読みください

母国語が英語でない人に優しい英語クラス

私は赤ちゃんの頃から英語教育を受けていたので、アメリカに行ってコミュニケーションができないわけではなかったのですが、やはりずっとアメリカで育った子たちと比べると授業に追いつけていませんでした。(特に国語の授業)

そこで、アメリカの小学校に入って最初の一年くらいは国語の時間にはホームルームで授業を受けるのではなく、英語が第二言語である生徒向けに設けられたクラスに所属しました。

ここには日本人の私だけでなく、メキシコ人、アラブ人などもいました。英語の支援をしてくれる先生がつきっきりで一時間ほど英語の授業をしてくださいました。少人数なので発言する機会も多く、この授業のおかげで英語力がグンと伸びました。

アメリカは移民が多いため、小学校での英語面でのサポートがしっかりしていました。

英語力が伸びて他の生徒たちの中に混ざってもよさそうなレベルになると、その授業は終わりです。ホームルームの授業に戻って、他の子と同じようにハイレベルな本を読んだりします。

私の小学校は、国語の時間はリーディングやライティングなどをしたのですが、クラス内でレベル別に分けられそれぞれに合わせた本や課題が与えられます

ちょっとてこずっている子がおいていかれることも、とても優秀な子が退屈することもないような授業でとても楽しかったのを覚えています。

始めはそもそも他のホームルームの生徒たちの中ですら授業に追いつけていなかった私ですが、三年間で上から二番目のリーディングのグループに入ることができ、とても嬉しかったのを覚えています(笑)

アメリカの小学生がよく読んでいた本を載せておきます。ぜひ参考にしてみてください。

小学校低学年:Magic Tree House

魔法のツリーハウスからいろんな時代や国にタイムスリップするお話です。一冊一冊は薄いのですがシリーズものなので全体だと結構な量があります。

小学生中学年:Harry Potter Series

3-4年生でハリーポッターが流行りました。文字が小さく、単語レベルも高くなります。

小学校高学年:Twilight Saga

日本語でも本が出版されているトゥワイライトシリーズ。単語も少し難しくなります。恋愛ものなので女子で読んでいる人をよく見かけました。

算数が得意な子は飛び級クラスへ

先ほど紹介した国語クラスとも似ているのですが、算数でも別のクラスがあります!

先生からの推薦または自己申告で算数の発展クラスへ入ることができます。算数の時間はホームルームを抜け、発展クラス専用の教室で授業を受けます。

このクラスでは自分より一つ上の学年の算数をやります。例えば3年生だと4年生の授業を受けます。ただ、4年生の教室に混じるのではなく、別の教室で少人数で専用の先生から授業を受けます。

このクラスに入るには専用テストを受ける必要があります。

私は4年生のときに発展クラスに入っている友達に「あなたも入ったら?」と言われ自己申告で試験を受けて入りました。各学年約10人くらい発展クラスに所属しています。

このシステムのすごいところは発展クラスでも物足りない子は、もう一個上の学年の発展クラスに所属しても構わないということです。

私が5年生の時、4年生の子が一人私の学年の発展クラスに入ってきました。つまり簡単に言えば算数は二学年飛び級しているということです。4年生だけど6年生の算数をしているということです。とてもフレキシブルな制度でとても楽しかったです。

この授業で印象的だったのが、先生が“Don`t ever say the word difficult, use challenging instead”(難しいという言葉を使わずに挑戦的だといいなさい)と常に耳にタコができるくらい言っていたことです。

後程言及しますが、課題を提出したり問題が解けたりするとよく先生はお菓子をくれます。しかし、difficult(難しい)という単語を使うとお菓子をくれなかったり注意されたりしました。

「この問題難しすぎる」というのではなく「この問題挑戦的すぎる」というのです。

少し厳しくない?とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、このポリシーのおかげで難しいと感じる問題にもみんな取り組むのです。素晴らしい先生でした。

お菓子やおもちゃは当たり前

日本だと学校に持っていけないものってたくさんありますよね?お菓子やおもちゃなんてもってのほかです。

しかし、アメリカの小学校は持ってきちゃいけないものは限られています。武器などの危険物以外は基本OKでした。

学校に行くと、ぬいぐるみ、PSPなどのゲーム機、お菓子などなど持ってくる子がたくさんいます。もちろんゲーム機は授業中はNGです。でも休憩時間になるとゲームはOK!ぬいぐるみも机の上に置いて一緒に授業を受けたり(笑)もちろん先生によっては授業中の不要物について厳しい方もいましたが、持ち込み自体はとても緩かったです。

バレンタインデーは必ずクラス全員にお菓子を持っていき、自分の誕生日にはクラスの人数分誕生日を迎える子がお菓子を買ってきてみんなに配り、誕生日を祝います。例えばクリスピークリームのドーナツやカップケーキ、クッキーなどが定番でした。アレルギーの子がいる場合は先生が別にお菓子を用意したりします。お菓子を子供一人で持っていくのは大変なのでたいてい親御さんが学校まで持っていきます(笑)

また、課題を提出したり、授業中手を挙げて問題にこたえると、チケットをもらいます。このチケットはなにに使えるかというと「抽選」です。

一か月に一回くらい、抽選会が行われます。先生が(おそらく自費で)購入してきた複数の景品(ぬいぐるみ、アウトドア用おもちゃ、本など様々)があるので、自分が欲しい景品専用の箱に自分の名前を書いたチケットをいれます。この時、チケットは何枚入れてもよくて、好きな景品がない時は次回の抽選会までとっておいたり、とてつもなく欲しい景品があると持っているすべてのチケットを賭けることもできます。先生がチケットを一枚はこの中から選び、当選者が選ばれます。

私はこの抽選で様々なおもちゃをゲットしました(笑)

生徒によって渡されるチケット枚数にばらつきはあるものの、それを不平等とはとらえず、「もっとチケット欲しいから勉強頑張る!」という子がほとんどでした。

その他

他にもたくさんあるので簡易的にまとめてみました!

  • 家の近くまでスクールバスが来て送り迎え(親安心)
  • 朝は毎日各教室にある国旗に向かって「忠誠の誓い」(どこの学校でも行われています)
  • 昼食はカフェテリアでみんなで食べる
  • 日本のような運動会はない
  • ボーイスカウトやガールスカウトに入っている子がよくクッキーを売ってくる(しかも美味しい)
  • 高学年になると吹奏楽部に入れる(バイオリンやフルートを学校で習える)
  • 部活動のようなものは特になく、地域のスポーチチームに入るのがメジャー
  • 校長先生がヘビやカメを学校で飼っている(特殊な例です)
  • 夏休みに宿題は一切でない
  • 入学式はない
  • 教科書は基本家に持ち帰らない
  • 掃除は生徒はしない(janitorという学校の掃除担当の職員がいます。生徒が吐いたりすると必ずきて掃除します)
  • 体育館にロッククライミング、ジップライン、ここは体操教室かと思うほどの体操器具が揃っています(学校にもよります)
  • 先生に謝礼は当たり前。クリスマスなどにギフトカードやお菓子などをプレゼントするのが普通です

教育は多種多様!

いかがでしたか?日本じゃありえない!ってことがアメリカでは普通だったりするのです。

日本もアメリカも教育のいいところ、悪いところはどちらもあるので「アメリカは~しているのに日本は遅れている」「日本の教育制度の方が優れている」とかではなくて、今後どちらの国でも教育がよりよくなることを願っています!

私は今はアメリカではなくカンボジアに住んでいます。

Twitterやインスタで大学生活やカンボジアについて発信しているのでぜひチェックしてみてくださいね!

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また更新します!

それでは!

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