みなさん、こんにちは!カンボジアの大学に通っている女子大生のユウミ(@___yum0)です。
現役で大学に落ちると、選択肢の一つとして上がってくるのが、「浪人」。
浪人経験者は世の中に山ほどいますが、実際経験談を聞くのはなかなか難しいはず。
ネットでは、浪人ってツライ、浪人しても受からないなどの声も見受けられますが、実際わかりませんよね。
ということで、今回は、私の浪人時代についてご紹介します。
浪人はみんながみんな通る道ではありません。一人の浪人経験者として私の一年間を知ってもらえたらと思います。
私が駿台を選んだ理由
私が(河合塾ではなく)駿台に行くきっかけとなったのは、御茶ノ水3号館にいらっしゃる世界史の先生との出会いでした。
現役のときに、岡山で駿台の出前授業があり、出前授業の質の高さと講師の知見の深さに圧倒され、もともと好きだった世界史がもっと好きになりました。
その出前授業の先生が3号館にいらっしゃることを知り、駿台への入塾を即決しました。
出前授業は各地で開催されているそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね!
クラス構成
駿台御茶ノ水3号館は理系と文系にクラスが分かれ、それぞれ更に演習コース(授業より東大型の演習に力を入れるコース)と普通のコース(演習よりも講義が主なコース)に分かれます。
ここで注意しておきたいのが、演習コースに入ったからって合格する確率が高くなるわけではないということ。
合格率は確かに演習コースの方が高いですが、きちんと自分のレベルを知ったうえでコースを選ばないと痛い目にあいます。演習コースでも落ちる人は落ちますし、通常コースでも受かる人はたくさんいます。
私は東大文系コースのLAという90人?くらいのクラスに、所属していました。
やはり男子が多い笑
特に理系のコースはほんとに男子ばっかりなので、3号館は男子だらけでした。
生徒の出身校も様々ですが、特に演習コースは、いわゆる御三家(開成とか)の人がたくさんいて、地方出身者からしたら雲の上の存在の人と、友だちになれたりします。
浪人はマイナスのイメージが強く、ずっと誰とも話さずに勉強してる、とか、友達はできない、とかのイメージが少なからずあると思いますが、そんなことはまったくないし、むしろ私にとってはしんどいときもあったものの、すごく楽しい一年になりました。
出会い
駿台では様々な出会いがありましたが、浪人後も頻繁に連絡をとっている友達と、寮の友達との出会いがかけがいのないものとなりました。
彼らの話を始めるとほんとに長くなりそうなので、また友達については別記事で書こうと思います。

講師の方々との出会いも、とても印象的でした。
機会があれば、夏期講習とか冬期講習とかとってみるといいと思いますが、受験生でなくてものめり込んでしまう話ばかりで、受験だけにとどまらない教養が身につきます。
講師の方々は本当に個性が強く、授業も印象に残りやすかったです。
板書も一生とっておきたいものばかりで、カンボジアに行く際も、英語の板書ノートとプリントは持っていきました。
本当は地理と世界史も持って行きたかったのですが、バッグに入り切らなくて断念。。また実家帰ったときに持って帰ります。
駿台御茶ノ水には参考書や本を執筆されている方がたくさんいらっしゃいます。とても勉強しやすい参考書が多かったので、ぜひチェックしてみてください。
制度
駿台には、ティーチングアドバイザー(TA)という制度があり、普段教えていただいている先生などに添削をお願いしたり、質問をすることができます。
私は前述した世界史の先生に毎週添削をしていただきました。
過去問を解いてその場で添削いただいたり、授業や過去問で疑問に思ったことを一対一で聞くことができます。
普段は授業後に質問へ行くことも可能なのですが、質問のために長い列ができていて次の授業に間に合わなかったり、講師の方がすごく忙しかったりするのでそういう場合にはTA制度を有効活用しましょう。追加料金などないのでこれは行くしかないです。
生活
一日のサイクルとしては、
朝から授業に出て、自習して、ご飯とシャワーを済ませて、また自習して、遅くても12時前には寝る、という生活を送っていました。
ちなみに、私が現在通っているKIT(キリロム工科大学)の授業は8:30から始まるので、浪人時代の生活のおかげで今も規則正しい生活をキープできています笑
個人的に浪人生に限らず、おすすめなのがお昼ご飯をほとんど食べないということです。
駿台は夏を挟んで前記と後期にわかれているのですが、前期は午後になると眠くなって、睡魔とずっと戦わなければならず、悩んでいました。
いつまでたっても改善されなかったので、後期はお昼ご飯をパンから、グラノラバーや野菜ジュースだけに変えました。
すると眠気は改善されたし、食べ過ぎも防げたので、あまり太ることなく一年を過ごすことができました。ただ、ずっと勉強していたので、二重あご予備軍にはなりました笑
仲の良い友達も、お昼をあまり食べない子だったので、後期からはお昼ご飯の時間も自習室に行って、勉強していました。
野菜ジュースは母にアマゾンで注文してもらっていました。上京して浪人する方はぜひアマゾンへの加入をオススメします。コンビニもお昼になると混みあうので、事前にアマゾンで注文してそのまま持っていくのも一つの手です!

カンボジアにきて、お昼ご飯をまた食べるようになったのですが、やはり午後の授業が眠くなりがちなので、お昼をあんまり食べないようにしようかなあとも最近考えています。
私はセンター後以外は、ほとんど駿台の自習室を利用せず、寮の自習室をずっと使っていました。人それぞれ合う合わないがあるので、いろいろ試すことをおすすめします。
息抜き
浪人って勉強!遊びは我慢!
って考えにどうしてもなりがちですが、息抜きはとても大切だし、一年間やり通すには必要です。
私は音楽聴きながら散歩したり、たまに模試が終わった後にお疲れ様会として友達とご飯いったり、一人で服を買いに行ったりしました。
個人的に美容院に行くのは良い息抜きになりました。
浪人生じゃない誰かとコミュニケーションがとれるし、イメチェンした後って気分が高揚するので、勉強やる気でない、、、ってなったときは、イメチェンも手だと思います。
美容院を予約するときはHOT PEPPER BEAUTYを利用しています。ポイントがたまるので、お得にヘアカットやヘアカラーができちゃいます!検索もしやすく、自分の地域や価格帯などで検索可能です。
あと友達と話す!
これが一番です。支えとなってくれて何でも話せる人がいると、本当に気が楽になります。
駿台の友達もそうですが、現役で大学に行った高校の友だちも、大学生活の話などが聞けて楽しかったです。
浪人の意味
浪人して失敗してしまった私にとって、浪人の一年間はなんだったのか。100%納得のいく答えが出るのは、まだまだ先だと思いますが、決して無駄な時間ではありませんでしたし、私の人生において必要なものだったと思います。
おそらく、高校卒業してそのまま大学に行っていたら、教養がなくて、狭い考えしか持っていないような人間に、なっていただろうと思います。
例えば漢文や古文なら先人の考え方を学び、英語なら興味深い論文を読んで、知識を増やしながら語学力を向上させ、同時に異なる角度で物事を考える力が身につきました。
世界史なら歴史に学んで今後に活かすことができます。
どの科目も勉強は大変だけれど、今後絶対に自分の財産になると思います。
高校時代、詰め込み型の勉強ばっかりしていた私にとって、浪人で得たものはとても大きかったです。
また、知性を備えているだけでなく、人間的におもしろい人たちに出会って、たくさん刺激を受けて自分自身本当に成長したなと感じます。
長々と書きましたが、浪人という選択をして、ほんとうによかったと思っています。
また、お金は人に投資するなら出すよと言って、浪人を許してくれた両親にはほんとうに感謝しています。
そして今、浪人を経て、キリロム工科大学に通っているわけですが、浪人時代に養ったメンタルの強さだったり、集中力が活かされているなあと日々感じます。
課題も多いし結構きついこともあります。
でもなんやかんや乗り越えているのは、浪人で忍耐力がついたからかなあと個人的には思います。
私が通っているカンボジアのキリロム工科大学のメリットデメリットはこちらから!
Twitterやインスタで大学生活やカンボジアについて発信しているのでぜひチェックしてみてくださいね!
また更新します!
それでは!
コメント
[…] 【キリロム工科大学】浪人して全落ちを経て入学するまでの経緯私が浪人を経て、キリロム工科大学に入学した経緯を解説します。ignorantia.site2019.05.05 【浪人経験者が語る】駿台での浪人生活ってどんな感じ?|生活編駿台御茶… […]
[…] 【浪人経験者が語る】駿台での浪人生活ってどんな感じ?|生活編 […]
[…] […]